陸上業務においては、年間通して終業時刻を午後5時とする勤務制度を導入しています。残業をせず、自身やご家族のために時間を有意義に使ってもらいたい。良い仕事にはファミリーやパートナーの日頃からの理解も必要不可欠であると認識しております。また、昼食においては午前11時以降、好きな1時間をランチタイムとして選択できるようにしております。リフレッシュのための時間が休めなくては意味がありませんので、仕事の進み具合をみながら休憩時刻を調整することで人気店での食事をゆったりと食べることもできます。最近では導入する企業も増えてきましたが、兼業・副業（二重就職）を認めているのも当社の特長です。許可を受ければ本業に支障のない範囲内で、夜間だけでなく土曜、日曜も今まで出来なかった好きな仕事に挑戦できる。当社としましては、そこで生まれたアイデアや人脈もまた我々の大切な財産と考えております。

海上業務においては、育った環境が違う船員同士が一つ船の中で生活を共にします。 そこには日々の達成感など共有できる愉しさもある反面、安全運航を成し遂げるため船内生活において他の乗組員への配慮も必要となります。仕事が出来る出来ないと言った能力差は誰にでもありますし、すべてを簡単に完璧にこなしてしまうようではその船は全員が船長・機関長です。年齢差や性別から生じるジェネレーションギャップもそう・・・・価値観の違いを無理して埋めることよりも、お互いを「仲間」と認め合うことが大切です。そのためにはクルー同士が互敬の精神で寄り添うことが必要不可欠であり、私どもはその環境を維持していきたいと考えています。また船内生活においてはメンタル面だけでなく、肉体疲労の回復もまた探究しつづけるべき重要なテーマと認識しております。船員にとっては睡眠も重要な仕事ですので精神・肉体両面において疲労を感じにくい寝具などの調達により快適な居住環境の構築に努めてまいります。